不動産売買の中に清算という言葉があります。
この言葉の中にある代表例は固定資産税です。
今回はこの売却の際に固定資産税はどうしたらいいのか確認していきましょう。
◆固定資産税は誰が負担するのか?
売却をする際に一番困るのが今ある固定資産税を一体誰が支払うのか?という問題です。
固定資産税の納税義務者は1月1日時点での所有者となっています。
となりますとこの流れでいくと売主が支払う事になります。
市町村に登録されてある土地の固定資産税などは1年に1回の更新なので年度の途中で売買して所有者が変更になっても自動で更新はされません。
ですから当然税金は売主の名義でやってきますので、そこで滞納等が起きてしまうと全て売主の責任となってしまいますので注意しておきましょう。
不用意にトラブルを増やさない為にも売却する際は固定資産税分は自分で支払い、その分を売却金額に上乗せするくらいの方がいいかもしれませんね。
◆固定資産税の清算方法とは?
次に固定資産税の清算方法ですが、上記でも少しお話しましたが、基本は売主が支払うように段取りをつけます。
そしてその金額の割り振りに関してですが、例えば固定資産税が12万円としましょう。
売却時期は5月です。
そうなると売主の所有期間は5ヶ月ということになりますので残りの7ヵ月分を買主さんに負担してもらう形で商談を進めるのが無難でしょう。
今回は12万円なので単純に7万円を売却金額に上乗せして売る形がいいですね。
◆注意しておきたい
この固定資産税については必ず細かく確認しておくことが重要です。
売主と買主の間で考え方の食い違いからよくトラブルになります。
「どっちが払う」というだけでもその土地の価値が高ければその分固定資産税も高くなりますので場合によっては数十万円数百万円単位の固定資産税がかかってくる事も考えられます。
売買のお話をされる場合は大元の金額の話も大切ですがこのような清算の話も忘れずに最初にしっかりとしておきましょう。
◆最後に
最後に清算の中で余談ですが、固定資産税以外にも清算するものはあります。
今回は土地の話でしたがこれが例えば土地+建物となると当然光熱費が発生していることがあります。
そうなるとこの光熱費もまたどちらが払うのかを決めないといけない為、このような点も忘れないようにしておきましょう。
一番初めにどこからどこまでをどちらが支払うのか?というのは明確にしておくといいですね。