マンションを売った年は当然確定申告時に申請をしなければなりません。
しかし、売る金額、タイミングを間違わなければ、損をするどころか得をする場合もあるのです。
ここはしっかり減価償却について勉強をし、得をして売れるようにしましょう。
◆減価償却の計算方法について
鉄筋コンクリートのマンションは耐用年数が47年と決まっています。
居住用であれば、47年×1.5=70年となり、
70年の償却率は0.015という数字になります。
これを踏まえた上で例えば、マンションの価格が3000万円で売れたとします。
住んでいた年数は10年と仮定しましょう。
すると計算方式は以下のようになり、
3000万円×0.9×0.015×10年=405万となります。
ちなみに購入当時の価格は4000万円とします。
上記の数字はあくまでも仮定ですので、実際の金額をこの計算式に当てはめて計算していただくとご自身の正確な数字が出ますよ。
◆確定申告時の計算方法について
先ほど減価償却の金額が405万円とでましたね。
次に計算するのは譲渡損失についてです。
売れた金額3000万円-(購入金額4000万円-減価償却405万円)=-595万円
上記の計算方法でいくと譲渡損失金が595万となりました。
年収が650万円であれば給与所得は466万円となります。
給与所得の出し方は650万円×20%+54万円-650万円で466万円となります。
よって、466万円-595万円=-129万円となり今年の所得は0とできるわけです。
計算方法は少し細かいですが、これをしっかり計算した上でマンションを売れば間違いなく損はしません。
ちなみに万が一控除しきれなくてもご安心ください。
控除しきれなかった595万円は確定申告をすることにより翌年以降三年間に渡って繰り越すことができます。
翌年も収入が変わらなければ、確定申告で還付が受けられますよ。
◆相談しましょう!
今回、いろいろとお話しましたが、不動産関係のお話って正直細かいですよね。
数字や計算方式など種類がたくさんあり過ぎて計算もかなり大変。
確かにご自身で調べられるのも1つの手段だと思いますが、計算を失敗していたり計算方式自体を間違っていたりすると、それだけで大変なことになってしまいます。
遅かれ早かれ、マンションを売却する際には必ずと言っていいほど不動産業者を頼るはずです。
今回の内容はあくまでも知識として持っておき、実際は不動産業者に相談して話を進めることをお勧めします。
今回のお話でマンションの減価償却についてご理解いただけたでしょうか?
この減価償却費をうまく活用することにより税金をコントロールすることができるようになります。
コントロールをしっかりして損のないようにマンションを売りましょう!