先日、父親が亡くなったことで、土地付きの一軒家を相続したAさん。
事実上、夢のマイホームなわけですが知識不足のせいで重大なところを見逃していたのです。
これには正直、唖然としました。
もう少しよく考えて相続していれば…。
◆相続で重要なこと
さて、お父様が亡くなったことにはショックだったでしょうが、遂に手に入れた念願のマイホーム。これから、この家をリフォームしたり、増築したりと夢が広がります。
しかし、忘れてはいけないのが、相続税です。
難しい計算はまた別の機会にしますが、例えばこの相続した一軒家が2億円だったと仮定しましょう。
とても豪華な家ですね。
遺族の関係性や人(相続人)の数がまちまちなので完璧な数字は出せませんが、一例をあげ家の課税遺産総額を計算すると、なんと総額2700万円もの相続税がかかってしまうという事実があるのです。
2億円で2700万円の相続税はすごいですよね。
土地や家を相続したのはいいけれど、莫大な相続税が…という話はよくあることです。
相続する時はそのあとの事もしっかり考えておかなくてはなりません。
◆固定資産税の恐怖
次に襲いかかるのは固定資産税です。
この固定資産税は、土地や建物の評価点を基準に算出されます。
今回の一例で計算すると年間90万円が固定資産税となります。
あくまでも2億円の家に関してですが、1つ言えることは、親がお金持ちだからといって子供もお金持ちとは限らないということです。
仮にこのAさんが年収360万円のサラリーマンだったらどうでしょう?
固定資産税に280万…年収の3分の2も引かれる計算です。
これはどう考えても大変です。
もはや火の車です。
家を維持するために仕事をしていると言っても過言ではないでしょう。
そんな思いをしてまで相続した家に住みたいですか?
ちなみに一般的な数字で5000万円の評価額でも年間70万円の固定資産税がかかってきます。
ご参考までに。
◆相続した物件を売るには
間違いなく不動産業者に頼むことをお勧めします。
税金や不動産業者へ支払う仲介手数料などもかかってきますが、
これが最善の策だと言えます。
そして何よりもすぐに売ることです。
不動産は年数が経つごとに資産価値がどんどん下がっていきます。
悩みに悩んだ挙句、もたもたしているとあっという間に価値が下がってしまい、
売りたくても売れない金額になってしまっていた…なんて話はよくあります。
悩むことも確かに大切ではありますが、本来それは相続する前の段階で悩むべき問題です。
相続をしてしまっている今、極力悩む時間は少ない方がいいでしょう。
少しでも高値で取引できたほうがいいですよね。
相続する前にしっかり悩んでおきましょう。
相続をした後の人は迷わず不動産会社へ売る相談をしましょう。
時は金なりとはこのことですね。