不動産を売却する理由として最も多いのが「生活費」によるものです。これは、国土交通省が平成28年度に調べた「土地保有移動調査」からはっきりと出ています。今回は一戸建てを売却した場合の理由や、売却する方法について紹介していきます。
■一戸建てを売却にいたる経緯とは?
国土交通省の調べで「生活費」が多いと述べましたが、これには先々の老後のことを考えた余裕のある前向きな考えであったり、「ローンの返済」「借金」などによる、最終的な決断をせまられるような、困窮した場合があげられます。
今時、年金だけでは人生100年という高齢化社会に生活費は足りなくなってしまうので、多くの方が悩んでいるのではないでしょうか。また、働き盛りの年齢で病気やけがによって生活費に困ることもあるでしょう。場合によっては、新たな事業に取り組む為に意欲的な行動として売却に至ることもあります。それぞれのケースによって売却の方法も違ってきます。
■新たなスタイル「リース・バック」とは?
一戸建ての家には、思い入れもあり誰もが「終の棲家」として考えてきたはずです。できれば、売却後も一戸建てにそのまま住み続けたいと思うのが普通な考え方ではないでしょうか? 最近の新たなスタイルとして「リース・バック」と言う方法があります。これは、専門の不動産会社に対して一戸建てを売却し、その後もリース契約をして賃料を払いながら住み続けるという形です。
まず、目的が一致しているので売却先を探す必要がなく、必要な現金も比較的早く期待できます。これは、売却したお金で事業投資にまわすこともできるし、将来に資金の余裕ができれば買戻しも可能となります。
デメリットとしては、住宅ローンが売却費用を上回らないことや、売却値段が相場よりも安くなったりリース料金が高めなのが気になるところです。
■任意売却にせまられる
住宅ローンや借金の返済に迫られて、どうしようもなく売らなければならない場合。仕事が軌道に乗らず働き盛りでのリストラや、病気やケガで住宅ローンの支払い、借金の返済、入院費、毎日の生活費と、日増しに生活を圧迫してきて行き詰った場合には、任意売却をすることは、仕方のない事です。
金融会社ではローンの返済を回収したいために早めの段階で任意売却を進めることでしょう。一戸建て住宅の場合、管理状態は売ることを想定していない為にあまり良い状態ではないでしょう。その為、相場の金額や一戸建ての状態によって安く見積もられることもさけられないことです。
■競売による最悪なケースとは
借金やローンの返済がどうしても無理な場合、担保物件となっている一戸建てに対して債権者が競売の申し立てを裁判所に提出することです。
競売の販売価格は相場の値段の3割から7割くらいの値段で取引されます。この場合は、持ち主に対して何も残らないのがほとんどです。弁護士会による相談で競売を避けて任意売却に切り替えることもできますが、どちらの場合でも売却した後の生活費が保証されているわけではないのです。
一戸建ての売却によって生活費を得る手段としてある程度ゆとりをもった前向きな考え方の人には有効な方法ですが、任意売却や競売までせまられると、一旦、全てをクリアにしてゼロ(あるいはマイナス)からのやり直しも可能です。生活保護や場合によっては破産申告も避けられないかもしれません。そうならない為にも、不動産の専門家や弁護士に相談するのが良いでしょう。不動産のことで売りたい買いたいお悩み相談は株式会社 東宝ハウス浦和までご用命くださいませ。