一戸建てに住んでいて、夏になるとクーラーに頼る日々が続きますが、冬になると暖房から離れられない日々が続きますね。熱を調節するためにはエネルギーが必要になり、マンションの時はそこまでは感じなかった電気代ですが、春を迎えようとする頃には「おかしい」と感じるはずです。そうなんです。電気代は夏より冬が高いのです。では、なぜそのような現象が起きてしまうのでしょう。
■一戸建てとマンションの違い
室内の熱気は壁からも逃げていきます。マンションの場合は両隣や上下の人が住んでいる場合が多く夏が逃げにくい構造になっています。
しかし、一戸建てとなると四方と天井のすべてから熱が逃げていくため暖房の効率が下がってしまうのです。
また、一戸建ては、外側と外壁が接する面も大きくなることから、マンションと同じように空調を使っていても消費電力は増えてしまうので、電気代が高くなってしまうのです。
■専有面積が増えた
マンションから一戸建てに引っ越す理由の一つでもありますが、専有面積が広くなることは、実は空調設備の負担にも大きく影響してしまいます。
リビングの広さが2倍になれば、暖房に必要なエネルギーも2倍になり、天井が高くなってしまえばそれ以上にかかることになるのです。
■その他の家電と日照時間も関係
冬場は厚着をするので、洗濯する回数も増えてきます。それに加え、外には干せないので乾燥機や除湿器をかける機会も増えてきます。わずかではありますが、そのような家電の使用料も電気代が高くなる理由の一つです。
また、日照時間が夏よりも冬の方が短くなるので、照明をつける時間が長くなってしまいます。夏場は19:00頃まで明るかった夕方も、16:00には電気をつけなければ過ごせなくなってしまうので、電気代が高くなるのも納得です。
■ウォームビズを取り入れても…
地球温暖化防止策として進められてきましたクールビズの秋冬版で、ウォームビズが環境省によって薦められています。冬場に厚着をすることで暖房使用をできるだけ控えることで、温室効果ガスの削減を目指す運動です。
また、家で使用する暖房を1台にして家族みんなで部屋に集まったり、家の暖房を使わずに家族で温かい場所に外出して、温かい場所を複数人でシェアするウォームシェアをして冬を越しましょうという、クールビズとは全く逆バージョンの取り組みです。
しかし、ウォームビズを取り入れても、同じエアコンを使用するのでも、夏の外気35℃を25℃まで冷やせば快適に過ごせるのに対して、冬は外気0℃の空気を20℃以上に温めなければ快適に過ごすことができません。
そのため冬のエアコン暖房による消費電力量の方が夏のエアコン冷房よりも何倍も多く電気代が高くなってしまうのです。
また、ウォームシェアをするためには外出をしなければいけません。雪の降る、寒い外気の中を外出を考える方はあまりいないでしょう。そのため、在宅時間も長くなり、テレビや暖房を使う時間は増えてしまうのです。
■まとめ
一戸建てに引っ越す理由として、家族構成の変化や結婚が挙げられます。そのため共働きから専業主婦になったり、誰かが家にいる環境へと変化している可能性もあります。そのため、マンションから一戸建てに引っ越した場合、電気代が高くなる傾向にもあるのです。
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