一戸建てに住む一般的な家庭で、光熱費はどれくらいかかっているのでしょうか? また、その光熱費は、最近普及してきた太陽光発電システムで自給できるものなのでしょうか? 併せて考えていきたいと思います。
■一般的な家庭の光熱費
4人家族の場合、平均的な光熱費は月額約25,000円程だそうです。そして、1日の電力使用量は、約12kwhと言われています。
■発電量の目安は?
太陽光発電パネルの容量に換算すると、仮に、東京で設置する場合(日照量が地域により異なる為)、約3.9kW容量の太陽光発電パネルが必要になります。
※太陽光発電の発電量は1kWあたりおよそ(年間)1,000kWh程度です。太陽光発電の発電量はkWhキロワットアワーで表されます。1kWが1時間分で1kWhとなります。
■太陽光発電システムの耐用年数はどれくらい?
法律上、その設備の価値が0円になる法定耐用年数は、17年となっています。法律上の耐用年数とは別に、実際にその設備が使用できる期間は太陽光パネルごとに異なっています。
例えば、日本国内のメーカーのほとんどは、自社製品での発電保証期間を20~25年としており、一説には、太陽光パネル自体の寿命は実質40年以上とも言われています。
それだけの耐久性に加え、設置から20年を経過した太陽光パネルでも、出力の低下はわずかに10%程度とされていますので、経年による発電量の低下はほとんど気にならないレベルといえます。
こうして考えると光熱費削減の手段として、太陽光発電システムを導入は一定の説得力をもった解決策といえますが、既に築年数が経過した一戸建ての場合、話が変わってきます。
■太陽光発電システムの設置時期は、新築時がベスト
家の建て替えや引っ越しにより、まだ使える太陽光発電システムを破棄するのは非常に無駄の多いことだといえます。そのため、太陽光発電システムの設置の時期は、自宅の新築時がもっとも適切であると考えられます。
■住宅の耐用年数
木造のものは22年、木骨モルタル造りのものは20年、鉄骨造り・鉄筋コンクリート造りのものは47年とされています。つまり、築古の家に、太陽光発電システムを設置しても、太陽光発電システムの寿命が来る前に家の寿命が来てしまうのです。
■まとめ
現在お住いの一戸建て住宅が概ね築20年以上なら、むしろ太陽光発電システムは設置をせず、お住いの家を売って、家を新築する際に最新の太陽光発電システムを設置した方が良いかもしれません。
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