不動産の売却活動で、「なぜ我が家は売れないのだろう」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。価格も立地もそこまで変わらないのに、すぐに売れてしまう家の特徴は、「内覧」にあるのです。そこまで気が回らなかったと思う方もいらっしゃるでしょう。今回は、売却活動で差をつける「内覧」のノウハウをまとめてみました。
■内覧は購入希望者の背中を押すタイミングです
情報サイトやチラシ、不動産情報誌などを見て、物件の立地条件や価格、間取りなどの条件が希望に見合った方が内覧には訪れます。その方々の背中を押すタイミングが「内覧」になるのです。
不動産は大きな買い物です。その際に迎える準備がこちらにできていないと、購入を希望する方も、よほど条件が合致していない限り、躊躇してしまいます。そこを払拭するためにも、内覧に訪れる人向けに準備をしておきましょう。
■内覧者を迎える準備
◎掃除は必須です
内覧者を迎えるためには、掃除は必ず行いましょう。掃除をするポイントは、「自分だったらこの家を見た時に買いたいか」という相手の目線に立った準備をすることです。
①外まわり:内覧者が最初に見るのはもちろん外まわりです。草木が生い茂っている、駐車場に荷物が散乱している、などの状況は第一印象が悪くなります。外まわりからきれいにしておきましょう。
②玄関:靴は下駄箱に片づけ、収まりきれない靴は断捨離するか、箱に入れて各自の部屋に保管するようにしましょう。たたきは、掃き掃除をして水拭きしておくと良いでしょう。
③リビング:その家で暮らすイメージを描きやすいのがリビングです。テーブル類には物を置かず、できるだけ物を減らし、広さをアピールしましょう。
④キッチン・水回り:キッチンや水回りは清潔感が第一です。食器棚の中も見てもらうつもりで、食器類はしまいましょう。また、水垢をとり、清潔にしておきましょう。
⑤収納の片づけ
収納は、広さや数、配置が気になります。各部屋の収納を片づけ、どこの部屋でどのように使われているのかを説明できるよう、整理整頓をしておきましょう。
◎パンフレット作り
近隣にある商業施設やコンビニ、学校、病院などよく利用するであろう施設までの地図を準備しておくと、住環境のアピールもできます。そこで生活するイメージを持ちやすくなるほか、売主に対しての印象も良くなります。
■当日に気を付けること
当日は、内覧者が訪れる前に部屋を消臭しておきましょう。家のニオイはいつも住んでいると気が付きにくいものなので、窓を開け十分に換気をし、消臭スプレーなどを使用すると良いでしょう。
また、部屋は明るく見ていただけるよう、カーテンを開け、電気を点けてお迎えしましょう。
■家族対応ではなく、ひとりで対応する
内覧に来てもらっているのだから、買ってくれるのであろうという態度で接すると、マイナスイメージを与えてしまう可能性もあります。見学者に付きっきりで案内をし、聞かれてもいないことを話しすぎるのは、売主のイメージを悪くしてしまいます。
また、家族やペットがいると、内覧者は気が散ってしまいがちです。できれば、その時間は、自分以外の家族やペットは外出してもらうといいでしょう。
質問された際は、自分が家を買った時のことを振り返り、内覧者の立場にたった説明をすると好印象です。
■まとめ
内覧の際に、「どれくらい値引きできますか」という質問をしてくる方もいらっしゃいます。そのような場合は、「家族と相談してからお答えします」という具合に、すぐに約束事はしないよう気を付けましょう。
内覧は、家を買ってもらうために背中を押すタイミングだと先にも記載していますが、あまりにも強引すぎると悪印象を与えるので、そこは内覧者の気持ちになったつもりで対応しましょう。
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